フタスジチョウ

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 フタスジチョウ(Neptis rivularis)は、タテハチョウ科ミスジチョウ属の一種で、北海道では平地に、本州では標高1,000m以上の高原や山地の林、草地などに生息している。翅の裏には茶色地に白線が、翅の表は濃茶色の地に二本の白い帯が見られる。翅に、二条(ふたすじ)の白い帯があるところから、フタスジチョウの名が付いた。日本には北海道・東北・本州中部・奥只見の4亜種があり、東北地方亜種は絶滅危惧Ⅰ類に、奥只見亜種は絶滅危惧Ⅱ類、中部地方亜種は準絶滅危惧に分類されている。写真は、本州中部亜種で、栃木県奥日光で撮影した。

 フタスジチョウは、初見初撮影の種で、当ブログのリスト「鱗翅目」で104種類目となる。

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フタスジチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 320(撮影地:栃木県日光市 2013.07.20)

IMG_3173.jpg

フタスジチョウ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 400(撮影地:栃木県日光市 2013.07.20)

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コメント(5)

ミスジチョウは撮ったことがあるので普通に見られるのですね。
フタスジチョウは高地に住んでいて珍しいとのこと、
もしかしたら、どこか高原に行った時に見られるかもしれませんね。
でも写真に撮れるかどうかわかりませんが・・・

某所ではお世話になりました。
これがあの日の成果の一つなのですね。
またいろいろと情報交換させてください。

某所ではお世話になりました。
本当に充実しているサイトですね。
また訪問させてください。

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