ホタル撮影を始めたのは1979年。今でも当時の銀塩カメラを使用しホタル撮影を続けている。ホタル写真を単なる「記録」として捉えるのではなく、空間芸術、時間芸術として、更に生態学的価値を与えるならば、ホタルの風景写真の撮影は、何カットもの時間の非連続を1枚に合成する手法ではなく、長時間露光で撮影するべきである。この項では、日本全国のホタル名所などを含む東京ではない地域のホタル生息地を、リバーサルフィルムとネガフィルム(一部デジタルカメラ)で撮影したものを掲載した。東京の光景とは、どのように違うのかを比較する意味もある。いつまでも残したいと思う、すばらしい日本の原風景を掲載したいと思うが、「ホタルの里」や「蛍の名所」として有名な場所は、訪れる人々も多い。ホタルの数が多くても、車のライトや人々の照らす懐中電灯で美しい写真はほとんど撮れない。これは、つまり「名所」であっても、ホタルにとっては良い環境ではない。そんな場所は、決して少なくない。もちろん、すばらしい自然環境が保全され、たくさんのホタルが舞う所もある。毎年少しずつではあるが、様々な場所を訪れてホタル撮影していきたい。
ここに掲載したホタルの写真の内、フィルムで撮影したものは Nikon COOLSCAN V ED でスキャニングした。また、デジタルを含めた全ての写真において、CGのはめ込みや合成、レタッチ等は一切行っていない。
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