コヤマトンボ

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 コヤマトンボ(Macromia amphigena)は、初夏を代表するエゾトンボ科で黄色の縞模様を持つトンボ。同属のオオヤマトンボに似ているが、生息環境が全く異なっており、オオヤマトンボは平地の池などに生息し、コヤマトンボは、河川中流域に生息しており区別は容易である。

 何気なく河川脇の湿地を見ると、茎に止まっている黄色の縞模様のトンボが見えた。オニヤンマかと思い素通りしたが、とりあえず撮っておこうと思い、引き返してトンボに近づく。良く見れば、コヤマトンボであった。まだ、未成熟な個体でエゾトンボ科特有の輝く複眼にはなっていないが、胸部の緑がかった金属光沢が美しい。千葉県の養老渓谷や東京のあきる野市の河川で飛んでいるところは見てはいたが、写真には撮っていなかった。クロミドリシジミに続いて、またしても偶然の出会い、そしてアップで初撮影させてくれたことに感謝したい。

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コヤマトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/250秒 ISO 1250(撮影地:山梨県北杜市 2012.06.23)

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コヤマトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/200秒 ISO 250(撮影地:山梨県北杜市 2012.06.23)

IMG_2608.jpg

コヤマトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F8.0 1/160秒 ISO 250(撮影地:山梨県北杜市 2012.06.23)

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コヤマトンボ
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1
絞り優先AE F18 1/100秒 ISO 2000(撮影地:山梨県北杜市 2012.06.23)

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コメント(2)

こんばんは~。
こりゃまた、美しいトンボですね。
昨年のタカネトンボを思い出しましたが、
また違った美しさですね。
私も他の種のエゾトンボを見てみたいものです。
偶然の出会いが2度もあると、やめられませんね(笑)

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