小田代湖

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 日光へは、半月山の紅葉が主目的ではなく、4年ぶりに出現した幻の湖である小田代湖を撮るために行ってきた。小田代湖は、台風や大雨が続いた時に。湿地である小田代原に雨が溜まってできるが、数年に一度しか現れない。

 2日の21時に自宅を出発。東北道では、走行距離のメーターが 88,888kmをさす。真っ暗ないろは坂では、カーブを曲がる度に鹿の群れに遭遇し、肝を冷やした。3日、午前0時半に赤沼駐車場に到着。もう、30台ほどの車が止まっていた。買っておいたワインのボトル1本を飲みほして仮眠、いや熟睡。4時に起きて、4時半発の低公害バスに乗り込む。バスは満員。20分弱で小田代原に到着したが、既に100人ほどの人で溢れていた。昨年、私もそうだったが、皆、真夜中の内に徒歩で来たらしい。撮影スポットには、三脚をセットする隙間はない。遊歩道を進み、昨年と同じ場所にセットして夜明けを待つ。

 星が見えない!曇っているのである。予報では朝から晴れであったが、時折、小雨も降ってくる。それでも、夜明けとともに全貌を現した小田代湖は、カラマツや男体山、小田代原の貴婦人と呼ばれるシラカバを鏡のように映していた。日の出直前の景色は、まるで東山魁夷の絵画のようであった。もし、晴れていれば、カラマツに付く霧氷や、黄金色に輝くカラマツ紅葉が見られたに違いない。近くで撮影していた方の話では、私がカトリヤンマを夢中で撮影していた 10月29日は、今期最高の幻想的風景だったらしい。今日の天気を恨むばかりである。

IMG_2133.jpg

小田代湖
Canon EOS 5D Mark2 / Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE
絞り優先AE F5.0 20秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:栃木県日光市 2011.11.3)

IMG_2134.jpg

小田代湖
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 2秒 ISO 100 -2/3EV(撮影地:栃木県日光市 2011.11.3)

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コメント(4)

こんばんは。
小田代湖にいらしたのですね。
行ってみたいとは思うのですが、なかなか事情が
許せなくてテレビでただ眺めるだけでした。
やはりカメラの愛好家が沢山来ていたのですね。
晴れていたら、きっとすばらしいお写真をお撮りになれた
でしょうけれど、アップなさったお写真、とても素敵です。
カラマツの色が黄金色に輝いていなくても紅葉してシックな
色合いになって小田代湖の水面に写り、素晴らしいです。

こんにちは。
素晴らしい写真ですね。
思わず息を飲んでしまいました。
(ワインも飲みたいですけど・・)
紅葉のバックにある青い森がとても神秘的です。

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