ホタル撮影の方法/私の撮影機材

東京にそだつホタル


べローズ、中間リング

私の撮影機材

エクステンション・チューブ

OLYMPUS EXTENSION TUBE
OLYMPUS EXTENSION TUBE 14 25
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Canon EXTENSION TUBE EF25II

エクステンション・チューブは、レンズとカメラの中間に取りつけることで最短撮影距離が短くなり、より倍率の高い撮影ができる。軽量なので野外での手持ち撮影も可能。現在、OLYMPUS EXTENSION TUBE 14 及び 25、Canon EXTENSION TUBE EF25IIを所有している。主としてマクロレンズに取りつけて使用しているが、望遠レンズに付けることで0.3〜0.5倍ほどの倍率で撮影できる。

べローズ

OLYMPUS AUTO-BELLOWS M-System
OLYMPUS AUTO-BELLOWS M-System
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エクステンション・チューブでは等倍撮影が限度であるが、オリンパスのオート・ペローズならば、より高倍率の撮影ができる。ただし、大型で重いため手持ち撮影には向かず、室内撮影用となる。50mm マクロレンズを逆向きに取りつければ、更に高倍率で解像度の高い写真が撮影できる。ピントは、スライド(カメラの前後位置を移動)を移動させることによって合わせ、ダブルケーブルレリーズでシャッターを切る。

ゲンジボタルの卵
OLYMPUS OM-2 ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5 AUTO-BELLOWS
FUJICHROME Provia400F Professional
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この写真は、OLYMPUS OM-2 ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5 に AUTO-BELLOWS を取りつけて撮影したゲンジボタルの卵の写真である。ゲンジボタルの卵は、直径 0.5mm しかないため、ペローズでなければこのような写真は撮影できない。ただし、ピントの合う範囲(被写界深度)がひじょうに浅いため、ピント合わせには苦労する。

マウント・アダプター

オリンパスOM-EOS アダプター
オリンパスOM-EOS アダプター

オリンパスOMシリーズのズイコーレンズ(OMマウント)をキャノンのEOSのボディー(EOSマウント)に取りつけることが出来るアダプター。上記、オリンパスのオート・ペローズもキャノン EOS 5D Mark II に取りつけてマクロ撮影をすることができる。電子接点は付いていないので、被写体にピントが合ってもファインダー内に焦点マークは点灯しない。絞り優先AEで撮影するが、絞ってからでは暗いので、開放時にピントを合わせる。

EOS 5D Mark II OM-System
EOS 5D Mark II / OLYMPUS ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5
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