ホタル撮影の方法/私の撮影機材

東京にそだつホタル


三脚、レリーズ、フィルター

私の撮影機材

三脚

HAKUBA 3段カーボン三脚 HG-503MX
HAKUBA 3段カーボン三脚 HG-503MX
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強靭なカーボンパイプと本体上段にマグネシウム合金の組み合わせにより、軽量化・剛性化を実現した三脚。自然写真、風景写真の撮影には、三脚が欠かせないが、カーボン製は軽くてしっかりとしている。また、最低高:280mm というローアングル撮影にも対応している。

動き回る昆虫等のマクロ撮影では、一脚を使用することが多い。velbon RUP-L40 に、自由雲台 QHD-41 を取りつけて使用している。

アングルファインダー

アングルファインダーC
アングルファインダーC
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カメラのファインダー接眼部に装着して、低いポジションでのマクロ撮影でファインダー像を見やすくする接眼アタッチメント。拡大倍率が、ファインダー全視野をカバーする1.25倍と、中央部を拡大する2.5倍の2種類あり、切り換えがワンタッチで可能。さらに、様々な撮影ポジションに対応するレボルビング機能もある。

マクロスライダー

HAKUBA 1ウェイ・シフター HCS-11
HAKUBA 1ウェイ・シフター HCS-11
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マクロ撮影でのピント合わせは、最終的にはカメラを前後させて行う。三脚にセットした場合は、上の写真のマクロスライダーを使うと微調整することできる。雲台とカメラの間にセットすると、つまみを回すことでカメラが前後するようになっている。

レリーズ

レリーズ
ケーブル・レリーズ
リモートコントローラー
Canon タイマーリモートコントローラー TC-80N3
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レリーズは、三脚と同様に自然写真や風景写真には必須の撮影機材である。カメラを三脚に固定し、レリーズを使ってミラーアップ撮影を行えば、ブレを防ぐことができる。また、ホタルの飛翔風景を撮影する時はバルブ撮影であるから、レリーズはなくてはならない。写真上は、OLYMPUS OM-2 で使用するケーブル・レリーズで、写真下は、Canon のタイマーリモートコントローラーである。このTC-80N3は、1秒〜99時間59分59秒まで1秒ごとにセルフタイマー、インターバルタイマー、長時間露光タイマーのセットが可能で、撮影回数も1〜99回の設定ができる。撮影場所で構図を決定し、タイマーリモートコントローラーで露光時間や回数をセットすれば、後は自動で撮影してくれる。

フィルター

MC-FL-W は、蛍光灯特有の「輝線スペクトル」の影響による色調を補正し、本来の色合いを再現できるフィルター。また、相反則不軌によるカラーバランスの変化を補正する色補正(Color Compensating)の効果もある。PL は、風景写真を撮影する時、水面や葉などの「反射除去」の効果をはじめ、青空の色を濃くし、樹葉、山肌、建物などの色彩を非常に鮮やかにする「色彩コントラスト」効果が得られる。AF・AE に適したサーキュラータイプ(Circular Polarizing Filter)を使用している。HARF ND は、画面の明暗バランスを整える撮影に最適である。LEE100x150mm角ハーフNDフィルター/ソフトタイプ濃度0.6 を LEEフィルターホルダーにセットして使っている。

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