ウスバキトンボ

| コメント(2)

 ウスバキトンボ(Pantala flavescens)は、トンボ科ハネビロトンボ亜科に分類され、アカネ属のアカトンボの一種ではない。ウスバキトンボは、まず九州で4月頃に発生し、約一カ月というスピードで卵から成虫になり、どんどん北上していく。そして8月後半になると東京でも見られるようになる。(渋谷のスクランブル交差点でも目撃した。)9月には北海道まで北上するが、寒さに弱く、九州以北では越冬することができないと言われている。普通に見られるトンボであるが、その生態は謎の部分が多い。
 ウスバキトンボは、草原の上などを群れて飛んでいることが多い。他のトンボのように枝先などに止まることがないので、写真に撮るとすれば、天候が悪い時か早朝に限る。朝5時半、湿地脇の草むらで朝露をまとって休むウスバキトンボを発見。日の出とともに翅がキラキラと輝いて美しい。横から眺めてみると、ウスバキトンボは、頭でっかちで少々不格好である。

IMG_1940.jpg

ウスバキトンボ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F6.3 1/160秒 ISO 800(撮影地:静岡県磐田市 2011.8.27)

IMG_1941.jpg

ウスバキトンボ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/250秒 ISO 200(撮影地:静岡県磐田市 2011.8.27)

IMG_1942.jpg

ウスバキトンボ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/500秒 ISO 200(撮影地:静岡県磐田市 2011.8.27)

IMG_1943.jpg

ウスバキトンボ
Canon 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F2.8 1/400秒 ISO 200(撮影地:静岡県磐田市 2011.8.27)

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント(2)

こんばんは~。
ウスバキ、撮れましたね^^
日の出時間に撮られたのですね。
朝露に濡れた翅が朝日で輝く姿がとても美しいです。
さすがホタルさん、脱帽です。

コメントする

アーカイブ

アイテム

  • IMG_3415.jpg
  • IMG_3414.jpg
  • IMG_3413.jpg
  • IMG_3412.jpg
  • IMG_3410.jpg
  • IMG_3409.jpg
  • IMG_3408.jpg
  • IMG_3407.jpg
  • IMG_3406.jpg
Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。

自然を愛し、自然をたいせつにする写真家です。
自然を愛する写真家
自然を愛する写真家バッジ

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ
にほんブログ村

チャレンジ25キャンペーン
チャレンジ25宣言

写真表示

  1. 掲載写真は、クリックしますと全て拡大表示されます。
  2. ただし、HP容量の関係上、古い記事で写真が綺麗でないものは、写真が×マークになっており表示されません。
  3. 写真の著作権は古河義仁に帰属します。詳しくは「写真映像の貸出使用について」をご覧下さい。

写真の理念と昆虫リスト

最近のコメント

  • 購読する(Atom) atom
  • 購読する(RSS 1.0) rss
  • 購読する(RSS 2.0) rss